秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

ブログタイトル

”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

安全管理は大切です。トラウマになりそうな位リアルな研修受けてきたよ!

昨日、今日とこの研修を受けて来ました
山中とか、病院までの搬送に時間がかかる場面での傷病に対処する技術になります。
 
私たちは、奈良田の山や川を駆け回るいわゆる「体験」を民宿事業に組み込もうとしている訳でが、普通の宿泊業に比べてもちろん事故のリスクが高まる訳です。

 

こんな「景色が良い所で釣りができて最高!」的な場面でも、
・たまたま乗った岩がグラついて落下。
・捕まった岩の影にマムシがいて噛まれる。
・川底のコケで滑って流される。
・急な鉄砲水で流される。
スズメバチが大挙して来襲。
・対岸の茂みから熊出現。
 
などなど、いくつも大ケガや最悪の場合、死亡というケースが想定されます😫奈良田はフィールドが比較的ハード。実際、登山や釣り客で亡くなられる方もいらっしゃいます。
 
そんな訳で安全対策は一番重要!むしろ、これだけ出来てりゃ、他は何とでもなる!
魚釣れなくても、山菜採れなくても、そりゃしょうがないし、逆にどうしたら釣れるんだろう?どういう場所に行ったら採れるんだろう?って考えて、トライ&エラーを繰返すワクワクが得られます。逆に海に行くと「100%釣らせます!」って釣り船屋さんとか多いけど、釣れる事が分かってて釣り行くのって楽しいの?と思ってしまいますw
 
話がずれてしまいましたので、もとに戻します。
ウィルダネスファーストエイドは、
  1. 現場の状況把握
  2. 致命的な傷病の確認・対処
  3. 主に救急チーム到着までの傷病者の観察・処置
と言う3段構成の技術。対処法も必要なものにそぎ落とされていて、現場で使える技術にまとめられています。

これ、「頭では分かってるんだけど体か動かない」現象に嫌と言う程陥るのです。
 
研修の大半は実技の繰り返し。参加者が半々に分かれて、「傷病者」チームは各自指定の傷病の演技をしながらフィールドに散らばり、そこに「救護者」チームが通りかかり、発見。研修スタートになります。
傷病者チームには、血糊とか血の気が引いてる特殊メイクが施され、演技指導が入ります。

駆け寄って行くと、呼吸もしてない(実際息を止めます)血まみれの人が、1点を見つめながらバタッと倒れる。。。これはサスペンスドラマですか😭😭?
「ギャーーー」と叫ぶ訳にはもちろんいかないので、処置に入ります。ただ、状況に飲まれて頭真っ白。
 
それでも何度か繰り返す中で、頭真っ白ながらも何とか体が動くようになるんですね。
夜の講義終了後も、頭の中で無数のシュミレーションをこなしながら復習です。
 
そして、無事テストも合格!晴れて、資格をゲットしたのでした✨

 
ただ、まだまだ不十分感はいなめません。「医療プロトコル」という事故現場限定の医療行為も2つ習得したのみ(これでもいざと言う時の強い味方🎵)。更に上のコースも受講して行けたらなー
加えて、今回は事故が起こった際の対処法だったので、事故を起こさないリスクマネジメントみたいなのも学びたいなと思うのでした。