秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

ブログタイトル

”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

学生の皆さんありがとう!!私達もいっぱい学べましたー

しばらくぶりのブログになります。
この2週間、大学生を受け入れて山人文化を実際に体験してもらい、どう感じるか、何に価値を見出していくかなどを考えてもらいました。
体験プログラムと言うのもおこがましいレベルの荒削りなものでしたが、色々な素材を色々な方法で体験してもらえたかなと思います。
 

 

まずはどんな事やったかざっとご紹介していきます。

 

▲竹で水筒づくり。みんなデザインや機能性に凝っていて作業に没頭しています。
 

▲山歩き。 栗(不発)、クルミ(少々)、きのこ(色々な種類)みたいな収穫がありました。この後ルートファインディングをミスり、山初日にも関わらず獣道をよじ登る羽目に。。 。
 
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▲罠仕掛け体験。みんなで鹿の事とか調べて、ココ!って決めた個所にこちら側でしかける体験です。後日、かかった獲物は。。。狸。逃がしてあげました。

 
▲師匠にワラジづくりを習いました!他にも、昔の写真や新聞記事を見せてもらったり、一緒にお茶して色々話を聞かせてもらいました。
 

▲渓流釣りも体験。みんなでちょっと講習した後はチームに分かれて渓流を釣り上がりました。この日は釣れませんでしたが、最終日に残って釣りに再挑戦した子たちの中には釣れた子もいました!
 
 

▲そば打ち体験!学生さんからは音や香りに癒されたり、精神集中したり、「趣味がそば打ち」と言えるようになるなど、「OLさんに受けるんじゃないか」との意見がありました。OLの皆さんいかがですか?
 
 

▲蜂蜜の収穫体験!師匠に教わりながら、巣を取り外していきます。次の日何人かで絞る作業もしました。
 

▲そして、畑の開墾!学生さんが相談して計画を練ります。 雑草抜いて、畑耕し、植えて、デコレーション。若者6人の力はすごい!!みるみる草むらが畑になっていったのでしたー
 

 
▲キノコ園の作業を手伝ってもらいました。雰囲気ある林の中での身体を使った作業。きのこ自体は食べられませんでしたが、やりようによってはプログラムにできるかな。。。
 

▲その日の夜は師匠が遊びに来てくれました。名物の奈良田民謡の演奏もあって楽しい宴となりました。皆で踊れたら良いなーと思っていましたが、スペース的に難あり。
 

▲そんな感じで色々な体験をしてもらったのですが、体験後は感じた事、印象に残った事などをWS形式で共有していきました。
 
 

▲体験したこと、感じたことをまとめて、学生さんたちにはオリジナルプラン作るという課題に取り組んでもらいました。聴衆が私達だけではさすがに寂しいので、Facebookでライブ中継。みなさんお疲れさまでした!!
 
 
その中で考えてくれた、どういった価値で競合と差別化していくかの部分。
 

 
期間中はなるべくバイアスかけずに、学生さん達が感じたものをベースに考えてもらった訳ですが、とても良くまとめてくれています!
ちょうど、私達が考えて来た「ワクワク」を、精査してくれている形にもなったので、今後はこの6軸(特に自社~の3軸)を主にサービスを組み立てていきたいと思います。
 
最後に、今回の学生さんを受け入れてみて思った事をつらつらと。
 

山人文化は成長する事で広がる

みんながまとめてくれた資料にもありましたが、山人文化の魅力は成長する事で視野が広がっていくという事。山歩きでも「最初は足元ばかり目が行っていたのに、次の日には周りの植物なんかも見る余裕ができた。」みたいな声が聞かれました。この辺りも上手く実際のプランに盛り込んでいきたいですね。
 

山人文化は考える事で面白くなる

田舎と都会の人の違いかな!?課題に直面した時、手持ちの物でどう対応するかを考えるのが田舎の人。都会の人はその課題をクリアする道具が無いかを聞いてくる。これ自体も非日常体験と言えるのかもしれませんが、山歩きと一緒で成長する事で無数のアイデアが広がっていく。そんな体験も織り交ぜていけたらなーと思います。
 

計画づくりはフォローも必要!?

畑づくりみたいに、みんなで計画ねって協力しながらの体験は結構楽しそうだったのですが、計画づくりはちょっと介入しちゃっても良さそうですね。ゴールを決め切って、共有して、担当の範疇は担当者の自由にやってもらう。ここ決めとかないと、みんながみんなに遠慮して作業が進まないみたいな事態に陥ってしまいます。
 

プログラムにはたっぷり時間を

それと、自由にたっぷり時間をかけて体験してもらう事も重要だなと思いました。今回も心掛けたつもりでしたけど、全然時間が足りかなった。
タイムマネジメント能力だったり、プログラムの柔軟性だったりすると思うのですが、この辺りは検討していかないといけなそうです。
 

自然相手は難しい

とは言え、結果も大切。今回はねらったモノが取れない事が結構ありました。地元民だと「自然相手は難しい」と言って切り替えて次を探し出すのですが。。。1泊2日で来たお客さんはそれじゃ済みません。ねらいをモノじゃなくて「山」「川」「里」みたいなエリアにするかなー。やっぱり仕込み!?ちょっと考えてみます。
 

LV1をもっと作りこむ

これとも関連するのですが、私達は事業全体を考えるあまり、お客さんのレベルが上がっていった場合どうするかばかりに目が行ってました。でも、どちらかと言うと、まずはもっとL℣1を作りこむ必要がありそうです。高レベルなら楽しいであろう色々なシステム的な事は置いておいて、まずは最初に来たお客さんをどう楽しませるかを考えていきたいと思います。
 
 
細かい事を挙げだすときりがないのですが、色々と学びが多い学生受け入れになりました。次の展開はまだ検討中ですが、もう試作品づくりに入っちゃおうかなーなんて気もしています!

学生の皆さん、本当にありがとうございました!!