人生初の鹿ゲット!!!奇跡の!?ビギナーズラック満載の巻✨
打って変わって、デスクワーク中心の今日この頃。
そんな中でも、時たま師匠が狩猟に連れ出してくれます♪
犬の(弟子も?)訓練を兼ねてだそうな。
今シーズンは専らグループ猟です
昨年は専ら、単独で山を登って行って獲物を探す「忍び猟」ばっかりだったのですが、師匠と一緒の時は犬を使ったグループ猟(巻き狩りが一般的な呼び方かな!?)。

山中に放った犬が鹿を追っかけて、人は鹿の逃げ道に待ち伏せしていて、逃げてきた鹿を撃つという作戦です。
待ち伏せポイント(マグサ)なんかは、長年の経験と観察眼、そして代々伝わってきた場所だったりします。
ゼーゼーハーハー言いながらもマグサに着陣!
今日は、師匠が犬を放す役、私と近所の集落の大先輩とで待ち伏せ役。
えっちらおっちら、山道を登っていきます。
途中、メス鹿が前を横切ったりもして、期待大!
標高差で100m弱位かな!?登ったところがマグサなのですが、到着したころにはゼーゼー汗だく💦日頃の運動不足&タバコが祟ってます。。。
ふぅーっと一息ついたら、早速イメトレ&練習開始です。
ここから鹿がきーの、こう走ってきーの、ここで撃つ!そのラインに合わせて、何度も照準を合わせます。
「マグサについたら、オッツケ(照準を合わせる)の練習を何度もしろ!」師匠から先日教えてもらいました。猟でも素振りは重要のようです。
鹿現る((((;゚Д゚))
そうこうしているうちに、
「おーい、そっち行ったぞー」と無線で連絡が😆
がぜん、緊張が高まります。
しばらくすると、山の切れ目のあたりで、ガサガサガサという音。
それに続き鹿が姿を現しました!
「ほんとに来たー((((;゚Д゚))」
「てか、デカー((((;゚Д゚))」
先頭の雄は今まで見たことないくらいのデカさです!その後ろに続くのは小鹿かな?
鹿も必死で、急斜面を石を巻き上げながら下ってきます。
ここまでは、イメージ通り。
すかさず照準を合わせて「まだ!まだ撃っちゃダメ!」と引き付けます。
何度撃っても当たらない😢
鹿が急斜面を下り切り、平らに出たあたり、ちょっとスピードが緩みました。
距離20m位でしょうか!?
「ここなら当てられそう!」
「今だ—!」
と引き金を引きます!!
「ドーーン」
「・・・」
「あれー!?」
ちょうど、土煙が2頭の鹿の間にあがりました。。。ハズレ!?
鹿は立ち止まって「???」みたいな顔をしてこっちをじーっと見ています。
多分、こんな会話中。
鹿1「下手っぴ猟師が幾ら打っても当たらないわよねー」
鹿2「そーよねー、驚かすのも体外にしてほしいわよねー」
「きぃーーー馬鹿にすんな ٩(๑`н´๑)۶」
続けてもう1発放ちます。
すると、チビ鹿は斜面を登りはじめ、大鹿は斜面を下りはじめます。
大鹿に照準を合わせて3発目!
撃った瞬間、血しぶきが舞い、鹿が崩れ落ちました。
「おっしゃーーーーーー!」
人生初の鹿ゲットーーーー✨
興奮?緊張が解けた?
膝がガクガク震えて止まりません。
途中で何度も崖から滑り落ちそうになり、大先輩に助けてもらいながら無事生還です。
ビギナーズラック✨実は一発目から当たってて、2頭当ててたっぽい!
その後、大先輩と師匠と合流して状況報告。いくつか分かったことがありました。
・私が外したと思ってた1発目。その後、猟師を確認しても鹿が動いていなかった事から、弾が入ってたそう。(散弾銃は玉が広がるので、近くを撃てば大概当たるのでした。)・再度動き出した大鹿を大先輩も違う場所から見てたそうですが、もうヨロヨロしてたみたいで、3発目は撃たなくても良かったそう。・逃げたチビ鹿は、後を追っかけた犬が噛み殺しました!よく見てみると、足に弾が入ってて、それで犬も追いつけたとのこと。「一発で2頭なんて聞いたことないなー!」「まっ、上手いヤツは1頭きっちり仕留めるけどなww」と大先輩💦
捌いてみると、確かに銃痕だらけ💦
デカ鹿は胸、太もも、首、前足。チビ鹿も、もも、前足に。
私の散弾銃は1発の弾の中に小さな弾が6個入っていて、3発で計18個。そのうち確認できただけで10個も。。。
まぁ、何はともあれ、大興奮の初物!大物!2頭打ち!
ビギナーズラック満載だったのでした✨
追い出してくれた犬に感謝!
幸運をくれた山の神に感謝!
▲1発目にHITした弾は記念に✨