秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

ブログタイトル

”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

久々の更新💦第1回スタートアップ会議実施しましたー✨

皆さま、新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。。。平然に言ってのけてみましたが、もう1月も半ばとなってしまいました💦ブログに至っては約1か月ぶり💦
 
この間、週一ペースで東京に行ったり、改装に向けて大大大掃除をしていたり、作戦会議の準備に明け暮れていました。年末年始は久しぶりに実家の東京で過ごしたんですが、除夜の鐘はPCの前という無粋さ。AI美空ひばり見たかったなー😢
 
そんなこんながひと段落したので、近況報告をば。
 

 

スタートアップ作戦会議✨ ワクワクしたい人集まれ~!!

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▲クリックして拡大(pdf)

 

これまで、事業の根本的な部分「お客さんにどんな価値を提供できるか」をlab.メンバーとのオンライン飲み会や、インターン生に実験台になってもらいながら煮詰めて来た民宿づくり。

この度、広く一般公募して、最後の追い込みをかけたいと思います!

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三途の川もチラついた!?😖奈良田流崖歩きの術!

奈良田では11/29にようやく道が開通しました✨
 
 
台風19号の影響で町外に抜ける唯一の幹線道が陥没してしまった奈良田。不便な生活を強いられた訳ですが、集落皆で協力して乗り越えたのでした!
私も色んな人を送迎したり、毎朝新聞配りしたり(新聞屋さん来れないからね)よく頑張った♪
 
これで、ようやく元の生活に戻った。。。となれば良かったんですんがね。
まだ、水道が直っとらんのです!
 

 奈良田には、水道局は無く、沢の水や湧き水をひいて来て、集落の施設で簡単にろ過、消毒して飲み水として使っています(南アルプスの天然水100%!)。

管理だって集落皆で行います。いわば、水の自給自足です♪
 

▲水の取り入れ口!外れたパイプを再度埋めなおしました♪

 
水の取り入れ口の修復工事は完成したのですが、新たに送水管に亀裂が入ってるのを見つけて、その修理に行ってきました。
修理自体は、パイプを切って、専用の金具でつなぐという、いたってシンプルなもの。
が、しかし。。。パイプ、崖の中腹にあるのです💦💦
 
またまた前置きが長くなってしまいましたが、今回のお話は、奈良田流崖歩きの術でございます。
 

▲まだ余裕があった頃w ここから、写真左下に降りていきます。

 
どんだけ崖かって!?
写真を撮る余裕も無かったので、なかなか伝わりづらいのですが。。。30度は恐らく越してて、ゲレンデで言えば上級者コースの「壁-!!!」って感じの所位でしょうか。
 
斜面はバラッタビのスパイクも効かず、ズルっと滑ってしまいます。そんな中を通る細い道。足の幅ちょうど位の道を平均台のように歩いて行きます。
さらに、落ち葉の季節。ツルンと行った日には、谷底までキレイに滑り落ちていく事でしょうねー😖
 
私は一歩一歩、恐る恐るなのですが、一緒に行った師匠は「へっへっ、俺、こういうの全然大丈夫なんだよねー」ってキョトンとしております🙄
 
確かに、この師匠、西山地区の猟師さんの中でも特殊で「あいつは、どこへでも登って行っちまう」と他の猟師さんも良く言っていました。
 
今回の道は、師匠だけでなく山人的には普通なのかもしれませんが。。。駆け出し山人的には三途の川がチラつく程威力があったのでした( ;∀;)
 

▲隣の集落にも無い、奈良田オリジナルアイテム「カリトビ」。柄は腰の高さ位の長さです。
 
 
そんな中、師匠に崖の歩き方を教えてもらいました。(本当の修行っぽいw)
奈良田オリジナルの登山道具に「カリトビ」というものがあります。棒の先端に金属のかぎ爪が付いたものです。普通は消防士さんが使ったり、炭焼き職人が丸太を転がすのに使う道具みたい。
 
そのかぎ爪を崖に刺して、支えをつくって歩いて行きます。
山の斜面は木の根っこが張り巡っていて、意外としっかりとした支点になります。
 
カリトビ一刺しして、支点がしっかりしてるか確認して、一歩足を出して足場が崩れないか確認して、徐々に体重をかけていって、一歩。またカリトビを先の斜面に刺す。これの繰り返しです。
 
師匠は、シャンシャンとリズミカルにカリトビを斜面に刺して進んでいくのですが、駆け出しはそうもいきません。
このリズムに慣れるのに大分かかってしまいました(まだぎこちない)。
 
そんなこんなで、やっとこさ作業現場に着きました!
でも崖なので、足場が無い。
そんな中、師匠はカリトビを器用に使って足場をつくってくれました。カリトビの先端で掘って、頭の平な部分で慣らしてステップをつくる感じです。
 
師匠いわく、本当に急斜面を歩くときは、こうやって足場を一つずつ作りながら歩くのだとか。
師匠が思う「本当に急斜面」ってどんな所なのか気になりつつも、聞いてもゾッとするだけなので止めとく事にw
 
帰り道は急さらに急だったので、師匠がステップをつくって踏み慣らしてくれた後を帰りました。(優しい!!)
ほんの2時間くらいの山歩きだったのに、足はガクガク。
次の日は腰も筋肉痛になっていましたw
 

▲今回はこのツルハシのおかげで命拾いしました💦次回はマイカリトビで✨

 
カリトビ必須!
今回は消防団の倉庫にあったツルハシを借りての山歩きだったのですが、マイカリトビ欲しいものです✨
 
(民宿でもお客さん連れて山入る予定ですが、こういった崖は通りませんので安心してくださいw)

新米猟師デビュー戦✨鹿に遭遇!だがしかし。。。

 
さぁさ!デビュー戦ですよ✨
形から入るのが好きな私は、猟友会のベストを着て、鉄砲持つだけでニヤニヤ😍
ビギナーズラックに期待しながら、とりあえず近場の山に入ってみる事にしました。
 

復讐の刃を研ぎ澄ませ🔫出撃準備の巻!

先日、大根葉を鹿に食べられて、復讐を固く誓った訳ですが、復讐の刃を研ぎ澄ますために、ノリントンのメンテをしてきました🔫
(そんなに恨んでません!話の流れ的にそういう事にしてますw)
そうです!気づいたら猟期解禁🎉早々に準備して、デビュー戦を飾りたいのです。
 

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▲ノリフミさんに頂いたレミントンだからノリントン

 

今回問題なのは、狙いを定める照門と呼ばれる部分。
ここが外れていて、付けなきゃいけないのですが、どう調整して良いものか分からない。
色々な所に問い合わせてみて、甲斐市という、奈良田から山脈をぐるっと回った所にある銃砲店で調整してくれるとの事だったので、行ってきました!
 

起業するのに失業手当もらえるの!?ハローワーク体験談!

たまには、情報まとめ系ブログっぽいものも書いてみたいと思います。
私、開業準備に山人修行と日々忙しくしているものの、肩書上は無職です💦(まだ開業届出してないし!)
もっと言うなら、晴日さんはそば屋の店長さんなので。。。ヒモです😅
少しは家計にお金も入れたいので、ハローワークに通っています。昨日、失業手当振込の手続きをしてきました。
 

 
という訳で、今回はハローワーク体験談。
「起業するのに失業手当もらえるの!?」って所をお話していきたいと思います。いや、ネットにいっぱい転がってる話ではあるんですが、いざやってみると大変なんです😢
これから脱サラして起業するって方、ぜひ読んでみてくださいませ。
 

 

失業手当って何だ!?

ざっくり簡単に失業手当を説明すると
会社を辞めた場合、失業中の生活補助や就職活動補助の主旨で国からお金がもらえる制度。サラリーマンなら数百円天引きされてる「雇用保険」がその掛け金です!
雇用保険の加入年数、辞めた理由、辞める前の給与、勤続年数、年齢により、給与額の45~80%がもらえます。
 

普通に会社辞めると3か月の給付制限があります。

「辞めた理由」っていうのが曲者で、普通に脱サラすると(解雇とか傷病が理由でないと)、3カ月以上も後から給付開始になります。
人手不足のこのご時世、特別な理由が無かったり、職にこだわりが無ければ3カ月以上無職っていう状況ってあまり無い訳で。ってか、3カ月無収入で耐えられる状態で会社辞める人もなかなかいない訳で、実質「会社合わないんで転職します」みたいな人には縁が無い制度です。
3カ月経つ前に就職した人には給付金額の60~70%をもらえる「再就職手当」なる制度もありますが、なんか失業手当の主旨を考えると本末転倒な気が。。。
 
ちなみに、私は台風19号早川町激甚災害地区に指定されたことで、この給付制限が1カ月に短縮された事により、昨日手続きをしてきた次第です😐
 

意外な所に落とし穴が😱

他にも下記のような人は支給が受けられません。
 
①就職中(週20時間以上)、就職先が決まっている
②家事や学業、家業に専念
③事業を経営または準備に専念
④会社の役員(名義貸し、無報酬も)
⑤短時間労働のみを希望
⑥同一事業所で就職、離職を繰返している

 

私の場合、③が気になるところです。
が、その前に④に引っかかりました💦私、早川町観光施設の役員を2か所やっています。それが理由で失業手当を支払えないとか。
会社の役員とかなら分かりますよ!でも私の場合は、それぞれ、年2回の会議に出席して、お金がもらえる訳でもない。。。腑に落ちず、知り合いの社労士さんに相談したところ、「ハローワークによる」との事。なんだそりゃ!?
色々説明したら、粘り勝ち!
なんか理由も良く分かんないんですが、大丈夫になりましたw
 

本題!起業準備中でも失業手当はもらえるか!?

結論から言うと失業手当もらえました。
国の方針はこのような事になっているみたい。
 
 
政府は起業を準備している人にも雇用保険の失業手当を払う。
いまは準備段階の人は「自営業者」とみなして失業手当を支払う対象としないことが多いが、今後は原則として払うように運用を改める。
最長1年間、前職の賃金の5~8割の失業手当を給付する。
サラリーマンが起業のために会社を辞めても、急に現金収入が途絶えないようにして、起業を後押しする。
厚生労働省が22日、「求職活動中に創業の準備・検討をする場合」を給付対象にするとの通達を出した。
全国544カ所のハローワークが運用を見直すよう周知し、早ければ月末には起業準備中の人も手当をもらえるようになる。
いまは退職して起業を準備する人がハローワークに行っても失業手当の支払いを断られることが多い。
「自営を開始または自営の準備に専念する人」は失業手当の給付対象外としているためだ。
今後は「事業許可を取った」「事務所を借りる家賃交渉を始めた」といった起業の準備段階なら自営業者とはみなさず、失業手当を払う。
単に起業を準備しているだけではなく、並行して求職活動もすることが給付の条件となる。
ハローワークで求職票を書いたりする必要がある。
本当は再就職も起業もするつもりはないのに、起業を準備するふりをして不正に手当を受け取ろうとする人が出るのを防ぐ。
失業手当の給付は最長で1年間。会社を設立すると起業準備を終えたとみなして給付を打ち切る。
政府の調査では、起業希望者のうち55%にあたる46万人は会社員だ。
会社を辞めて起業する場合、思いとどまる理由の首位は「生活が不安定になること」という。
起業準備中は収入がなくなることが多いため、失業手当を払うことで起業に伴う経済的な不安をやわらげる。
政府は成長戦略で開業率をいまの2倍の10%に高める目標をかかげている。
引用:2014年7月24日 日本経済新聞朝刊
 
ただ、ハローワークの窓口の方が知らないので(山梨の田舎だから情報が行き渡ってない!?)、案の定「ダメです」と言われるわけなんですが。。。こちらから「政府の方針が2014年に変わって…中略…確認してみてください♪」みたいに、説明したら大丈夫になりましたw
 
そもそも失業手当って「真面目に就職活動してても職が見つからない人への生活補助」って類のもの。そこに「起業率を伸ばしたい」って話を無理やり突っ込むから、おかしな事に。
 
「起業準備と並行して求職活動もする」という条件がありますが、これ、どういう状況!?(起業するならちゃんと準備した方が良いよw)
国的には「うまくやれ」って話なんでしょうが、昨日も窓口のお姉さんと
 
私:「良い募集ありますかー?」
窓:「あっ起業される方ですね。○○、××な勤め先なんてどうでしょう!?」
私:「検討してみます♪」
窓:「では次の手続きに移りますので席でお待ちください」
 
みたいな茶番劇を繰り広げないといけないのです。
このお姉さんも私が起業をすること、私が本気で勤める事は無い事を知ってます。なので、色々勧めてきたり指導なんかは割愛です。
でも、この茶番劇が月1マストでしないといけないと言う、何とも気持ちが悪い状況。
 

まとめ

起業前の失業手当、良く分からない事も多いし、窓口の人すぐ「ダメ」って言うけど、根気よく説明したらもらえますw そして、気持ち悪いw
 
まぁ、今回の消費税の経過措置なんかを見てても、ものすごーく「無理やり感」が否めないのは誰しもが感じる所かと思います。
色々な思惑があって規制緩和するのは分かるのですが、結果ごっちゃごちゃ💦少なくとも、制度開始前に色々なケースを想定してテストして欲しいものです。
 
それと、今回の一件で、「国のシステム変更→現場への浸透」が思った以上に進んでいない事も分かりました。2014年の改正が、5年経った今でも浸透していない。
制度を活用しようとする身としてできる事は、事前に自分で調べて説明できるようにしておくこと。自分の身は自分で守るってのは分かるのですが、窓口の人を信用できないって何か世知辛いですね。。。
 
何か今回は愚痴めいてしまいましたが、別にハローワークの文句でも、国の文句を言いたい訳でもありません。
世の中は摩訶不思議な事になっているんだなーという社会勉強!?でしたw
諸行無常ってこんな感じを言うのでしょうか??