秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

ブログタイトル

”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

オオキンケイギク駆除作戦!!これをワクワクさせるには!?

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分かりにくいですが、100本を超える花です

奈良田湖畔は、この時期一面黄色い花で覆われます。毎年キレイだなーと思っていたら、コイツ、特定外来生物オオキンケイギク」だったのです。

 オオキンケイギク駆除作戦!

繁殖力旺盛で、崖の法面(土砂崩れ後などを工事して固めるヤツ)緑化などに良く使われていたもだそうで、なんかの工事の際に持ち込まれたんでしょうね。
 

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黄色がオオキンケイギク。赤い花も外来種だそう。一緒に駆除!

その繁殖力の強さから、昔からある植物を駆逐してしまうという事で、最近駆除対象になったみたいです。ちなみに、栽培や販売などは法律違反で、最大300万円の罰金だそう。キレイでも持ち帰らないでくださいね。
 

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観光業者さんはじめ、ダムの方、集落の方などみんなで作業♪
という訳で、今日は早川町観光協会主催の駆除ボランティアでした。40名くらいの方が参加されて、みるみるうちに引き抜かれていくオオキンケイギクたち。小一時間位の作業でしたが、キレイに無くなったのでした。

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小一時間でゴミ袋の山!

 

この作業をもっとワクワクさせるには!?

そんな中、私は「どうしたらこの作業をもっとワクワクしたものにできるのか?」を結構まじめに考えておりました。(真面目に作業もしてたよ!)
これ、いわゆる黙々とした作業なのです。ただ、「特定外来生物を駆除する」という、環境に良い事感はあります。
「人や環境に配慮した消費行動」って日本でも若い世代の間で広まりつつあります。もっと言うと、世界的には配慮してないと買われない感すらあります。

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(ビンカンStation http://www.smbc-cf.com/bincan-station/antenna/10.html
キレイになった!っていう達成感も味わえるし、後は作業自体を楽しくすれば良いかもしれません。似たような事で、こんなサービスがあった事を思い出しました。
 
ゴミ拾いボランティアにゲーム要素を取り入れたもので、日本各地で大会が行われています。チーム制でゴミの量、質(って何だ?)を競うそう。「スポGOMI甲子園」という大会は県大会があるので、勝ったら全国大会とかありそうな勢いです。
 
さらに、さらに、このオオキンケイギク食べれちゃうそう。作業中に「これ、鹿食ってるぞ!」と猟師さんが言うので、ググってみたらヒット!前に、近所の食堂で「この葉っぱ、名前は知らないけど、鹿が食べてるから大丈夫!」と言って何かは分からないけど大量の天ぷらが出て来たことがあります。
 
チーム制で駆除量を競い合って、試合の後はオオキンケイギクパーティー。キレイになった達成感もあるし、環境に良い感もある。
「ここまでいけば、サービスにできちゃうんじゃない!?」
と一人でワクワクしながらこの日の作業を終えたのでしたー