熊の手の使い道は!?ハンドメイドアクセサリー作り♪
去年、知り合いの猟師さんに頂いた熊の手。
私はこれをアクセサリーにして販売しています。大ヒット商品!とまではいかないですが、ちょいちょい売れるのです(ありがたし!)。
昨日も注文が入ってせっせとアクセサリーづくり。今回の記事では開発秘話(そんな大げさなモノではないw)をご紹介したいと思います😊
奈良田では養蜂が盛んな事もあり、ちょいちょい熊が里近くに降りてきて蜂の巣を狙います。
そんな時、人間も黙っている訳にはいかないので、許可を得て罠を仕掛けます。
そして、かかった熊。解体を手伝った事もあり、お肉と手を2つもらったのでした。
お肉は美味しく頂いた訳ですが、残った熊の手をどうしようか。。。
候補1食べる
中華料理では高級食材として扱われるみたいで、姿煮は絶品との事♪
▲写真:THE ROSETTA NEWS
ただし、調べてみるとめっちゃ時間がかかる事が判明。2時間煮て、一晩置いて、毛をピンセットで抜いて、5時間蒸して、そこから。。。無理(;´Д`)
断念です。
ちなみに、後日聞いた話によると「肉球を火であぶって表面が焼け取れたら食べられる」という調理法を聞きました。
めっちゃ簡単!しかも、めちゃ旨いらしい。今度手に入ったら試してみたいと思います!
候補2漢方として販売
熊の右手は漢方として高値で取引がされているそう!以前聞いた話によると20万円との事!それは目が🤑になります。
だがしかし。。。販路が不明。製薬会社に問い合わせる勇気はないので、これも断念。
候補3アクセサリーづくり
検索してみると、アクセサリーにしている方も!手というよりは爪ですね。
そう言えば、知り合いの猟師さんもキーホルダーにしていた事を思い出しました。
という訳で、今回はこれにチャレンジ!!
加工工程を詳細にお伝えするとエグくなるので、さっくりとw
①キレイに洗う②指を外す③冷蔵庫で乾燥させる④研磨剤で爪を磨く⑤毛をカットしたり、キレイに整える⑥樹脂でうっすらコーティング(特に肉球)⑦革紐、ビーズ何かをあしらって製品に
結構手間はかかるものの、楽しい作業♪
始めての作業ではありましたが、手順なんかはネット上にいくらでも転がっています。
自分でも!って方は④爪磨きだけ注意が必要。室内だと、髪の毛が焦げたような匂いが充満してしまいます💦
「アクセサリー」ってカテゴリーは便利です(売れるかは別にして)。
山で採れる色々なモノがアクセサリーに姿を変えて売られています。鹿の角、葉っぱ、流木、山ぶどうのツルなんてのもありました。
CtoC全盛の時代、色々な人が色々なアイデアでアクセサリ―をつくっています。見てるだけでも楽しいですが、自分でつくってみるとなお楽しい♪
「これアクセサリーにできないかな!?」
山や川歩きで、また一つ新しい見方を持つ事ができました。
せっかく山人文化をテーマに宿やるんだから、お土産だって自給自足したい!
もっと言うなら、お客さんが作ったものを他のお客さんが買うみたいな自社CtoCの仕組みを整えてあげれば、もっと楽しくなりそう♪
妄想は膨らむばかりですー
妄想は膨らむばかりですー