秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

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”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

ペットの成長を見守る親心。。。でもその数、約3万匹! 

山人文化(奈良田の文化)の一つに、二ホンミツバチの養蜂があります🐝。
その歴史は定かではないですが、70歳位の人が子供のころ大人がやっているのを見たというのだから、最低でも100年くらい前からはやられているもの。
 
その頃は、「貴重な糖分」的な位置付けだったと思いますが、最近では「自然相手の難しい大人の遊び」的な感じで、奈良田の山人達の間でもちょっとしたブームです✨。
 
そして、 奈良田のハチミツは1リットルあたり、13,000円を超える超高級品💰💰💰
希少なニホンミツバチ、標高の高さ、花の種類の多さ等の条件から、この値段で取引されるようです。ちなみに、秋に採蜜したハチミツは春までには売り切れてしまいます。

 

私も昨年から、師匠に巣を一群分けてもらってやり始めました。ただ、なかなか成長が遅い子たちで、去年は巣が小さすぎてハチミツをしぼる事ができませんでした😢。

 

蜜源が少なくなる冬を越せるか、、、心配でえさをやったり、保温したり、冷や冷やしながら見守っていたものの、元気に春まで生き延びてくれたのでした。出来の悪い子はかわいいいものです。

 

春には「分蜂」と言って、群れが2つに分かれて片方が巣立っていくビッグイベントがあります。私も一群捕まえたものの、一週間後には半数が、そしてしばらくしたら全員いなくなってしまいました😥。

はじめての分蜂群捕獲🐝
この現象には師匠たちも理由が分からず、誰かにいたずらされたんじゃない??との事。んー、私は何らかの原因で女王蜂が事故死しちゃったんじゃないかと思うのですが、、、こればかりは分かりません。
そんなこんなで、去年と変わらず、今年も一群でスタートです。
 
ただ、今年は一味違います。
どんどん大きくなっていく巣✨。そんな訳で、今日箱を一段増やしました。

3段→4段にレベルアップ🎵

奈良田では重箱式という巣箱をみんな採用しています。達磨落とし状になっていて巣の成長に合わせて、段を継ぎ足していけます。大きい人は6段なんて人も。
巣を継ぎ足す作業自体は、晴日にも手伝ってもらってあっという間に完成。
 
ただ、このイベントは成長したわが子を見るような、さながら幼稚園の入園式のような感慨深さがあります🌸(うち、今の所、子どもいないので実際は分かりませんが)。
そんな訳で、これからも元気に育って、秋にはおいしいハチミツを分けて欲しいものです。

落ちない様に必死に捕まる蜂っ子たち
こう言った「成長を喜ぶ」ことも私達は「ワクワク」の一つだと思っています。
蜂って、結構かわいいのです。ずんぐりむっくりしたそのフォルム(目つきが悪いので顔はかわいくない)の子たちが日々わちゃわちゃしています😍。
結構ドジっ子も多く、中には着地失敗して板に激突する子、みんなに踏まれてなかなか飛び立てない子、ひっくり返って起き上がれない子。。。ずっと見てても飽きません。
そして、反抗期を迎えると結構刺してくる子もいます(エサ不足の冬。エサやりの際が一番刺されるという切なさ💢)。
 
そんな子たちが一生けん命ミツや花粉を運んで、巣が大きくなっていく様はちょっとした感動を与えてくれます😂。
 
前にある方が「業として養蜂をやるんだったら巣箱のオーナー制やってみれば?」と提案してくださいました。
春に巣に群が入った状態で購入してもらい、秋に採れた蜜をお送りするものです。
ミカンとか棚田のオーナー制ってたまに聞くと思いますが、それと同じで豊作の際は支払った代金よりも多くの収穫物をもらえるし、逆に不作などのリスクもオーナーさんに負ってもらうものです。
 
確かに!とその際は思ったんですが、これまでも何度かお伝えしたように、「物じゃなく、その過程のワクワクで勝負していく」と考えた際に、この「成長を喜ぶ」感を盛り込めたらさらに良いと思うようになりました。イベントごとに通ってもらう?日々のライブ配信
もしやるとしたら、何か盛り込んでいけたら良いなと思うのでした。