民宿じゃゲームに勝てないの😢だったらゲームの要素を盛り込めば良いんじゃない?~前編~
lab.メンバーとのオンライン飲み会の話題にしたいという事もあって、今回と次回はちょっとゲームの話をしたいと思います!
lab.メンバーの皆はしっかり予習してくださいね🎵
日本で育ってきて、一度もゲームをやった事が無いって人はなかなかいないと思います。でも、学校とか会社って「ゲーム」を目の敵にしている感がありますね。。。
「ゲームなんか時間のムダだー!!」
「ゲームする時間があるなら、本でも読め!」
ただ、逆に考えると、皆がこう警鐘を鳴らさないといけない位、ゲームって人を虜にしてしまうのです。
ここで私からゲームの良し悪しを言うつもりはないですが、やり終わって「あーん無駄な時間を過ごしてしまった😥」と思ったら無駄なのでしょう。
私は白根館という温泉旅館でバイトしています。勤めている人間が言ってしまうと宣伝っぽく聞こえてしまうのですが、間違いなく日本でも屈指の温泉旅館です♨
泉質の良さは誰しもが認めるところで、多くの温泉マニアが「日本一」と言ってくれます。
部屋はちょっと老朽化が進んでいる感はありますが、川や湖を臨む景観と、何より私達従業員がピカピカに掃除していますw
料理は、高級品ではありませんが、奈良田ならではの山の幸をふんだんに使い、ほとんどを手づくりで作っています(最近は高級旅館も冷凍食品が多いという業界裏事情w)。
私的には薄味?と思ってしまいますが、メインターゲットのおじいちゃん、おばあちゃんたちは「すごく良い味」と言ってくれます。
山小屋風?の内装や照明の暗さは独特の世界観。さらに、奈良田の歴史や伝説、狩猟なんかの見る物、読み物が至る所に配置されていて、気づけば(気づきにくいという所は難点ですが。。。)その世界に引き込まれるはず。
が、しかし!!!
お客さんの中にはそんなコンテンツそっちのけでゲームする人がいます。
風呂上りのロビーで、客室で、食事中なんかも。。。それがダメって言っているのではありません。悔しいのです!
旅館って、サービス業の中でもお客さんに接する時間がとても長い商売です。白根館だとMAX19時間!
その中で、お客さんの満足度をどう上げるか、どう下げないかを考えながら色々なコンテンツを繰り出していくのです。
満足度ゲージが振り切れば、お客さんが帰る時に満面の笑みで「ありがとう、また来るね」と言ってくれますし、その逆だった場合は「責任者呼んで来い!」となるのです。
そのゲーマー君たちは、こちらが繰り出すコンテンツにはほとんど見向きもしてくれません(本人たちはそれでも楽しんでる?)。
それで思ったのです。「ゲームには勝てない」と。
私が開業を目指す民宿って、お客さん的には「娯楽」のカテゴリーに分類されます。そう考えると、競争相手は宿泊施設や田舎体験施設だけではありません。
お客さんの娯楽に費やせるお金と時間、それらを取り合う競争なのです。
なので、キャンプや登山、テーマパークにゲーセンとあらゆる娯楽を売る商売が競争相手になります。
そんな中、強敵なのがゲームなどのデジタルコンテンツです。
休みの日にゲームしたりして一日過ごすって人結構多いと思います。そして、旅行に来てまでゲームしちゃう。
と言う訳で、ゲームには勝てそうもないので、ゲームの要素を取り入れられないか?を考えてみる事にしました。
このゲーム化って今流行り?結構色々なサービスで使われています。
ただ、「口コミ書いたらポイントがもらえる」とかの程度。ゲームを完全になめています。。。そんな訳で、あまり良い事例が無かったので、自分で調べてみる事にしました。
▲山人感あふれるおススメゲーム「Stranded Without A Phone!」無人島脱出系ゲームで、道具づくりから始まり、どう水や食料を確保して生き延びるか?と言ったゲームです。もっと創意工夫ができる幅があれば、神ゲーム。
「遊び」が発生した紀元前の古典から、最新のゲームまで。論文っぽいものや、主観的なレポートを読み漁り、自分でも多くの携帯ゲームをプレイしてみました。
ダウンロードして数時間遊んで、ポイントを掴んだらすぐ別のゲームをプレイっていう作業は楽しくはありませんw
そうして、ポイントをまとめたのが下記の一覧になります。色んな資料や体験から「エンタテイメント」の要素を洗い出して、分類。その中で、うちの民宿では明らかに提供できないってものを削ってあります。
次回はこの要素を説明していきたいと思います。