秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

ブログタイトル

”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

「薬草使い」ってちょっとカッコいい響き✨でも、この薬草の需要を考えないと未完成😆

相変わらず食べられる物が無いかと日々周囲をキョロキョロしている訳ですが、たまにレアアイテム(と言っても草です)を見つける事があります。
今回見つけたのは、アマチャヅル。集落内の石垣でヒョロヒョロ伸びているのを見つけました🍀
 

 

▲虫食いで分かりづらいですが、ツルに五枚の葉っぱと、葉っぱの点々が特徴です。
 
 
これを干して、煮出してお茶にすると、その名の通りほのかに甘いお茶になるのです。
去年、師匠に教えてもらって、頭の片隅にはあった草。実際に発見すると「おーっ」ってなります。
 
改めてネットで色々調べてみると、これ、高麗人参並みの成分があって、研究者も注目中の代物らしい。効能は 頭痛・肩こり・腰痛・ストレス・花粉症など。特にストレス解消効果は抜群だそう✨
 
いわば「薬草」ですね。「薬草を手に入れた!」ってなると、単に食べられる草よりもちょっとだけテンションが上がります⤴。他にも、奈良田の山には色々な薬草があります。
 
蜂刺され(虫刺され)はミョウガの汁、デトックス効果のドクダミ。飲むと整腸作用、張るとシップになるキハダ(木の名前)の樹皮。ヨモギなんかは生葉の汁で止血、乾燥させると整腸作用があるお茶に、揉んで葉っぱの裏の白い所だけを抽出すればお灸にと色々な使い道があります。
もっとレアな所で言えば、熊の胆のうを乾燥させた熊の胆(1gあたり1万円の超高価な万能薬)だったり、温泉なんかも奈良田は効能強めなのでこのカテゴリーに分類されるかもしれません。
他にも、「やまだらけ」では他の集落ですが、薬草の使われ方を紹介しています。
 

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 ▲出典:奥山冥利(画像にリンクが張れる事を発見!)

 

自給自足主流だった頃はバリバリ現役で使われていた薬草たち。今や医学が発展して影を潜めてしまいました。確かに「民宿の安全管理は、全て薬草でまかなう!」ってなると、ちょっと現実的ではなくなります。

 
では、どの様に扱っていくか、どのようにワクワクにつなげていけるか?
 
現段階で、うちの民宿では、自給自足体験ごとに経験値を割り振って、実際に体験すると経験値を獲得して徐々にレベルup。レベルを上げていくと、民宿利用が有利になったり、その分野での称号が得られるっていう仕組みを考えています。
自給自足って、ある程度スキルを習得しないと面白くない。その「ある程度」までを他のワクワク(エンタテイメント性)で代用・補完するものです(エンタテイメン性については下記のリンク見てみてください)。
 
 
「薬草の知見を広がっていって、自分で薬がつくれるようになっていく」っていうレベル上げの過程はものすごく面白そう!無駄にケガして、自分の薬を試してみたくなるかもw
仮に色々な種類の薬草を知って、純度の高い加工を身につけた「薬草使い」の称号を手にしたお客さんがいたとします。後はこの薬草の需要をつくっていければ、完成なのですが。。。。これは、以前にもお話したように使う理由、使う場を整えられるか?の話です。
 
ちょっとの傷や体調不調は薬草で対処する?
(『ちょっと』を見極められない気が。。。)
 
単純に売っちゃっても良いんだけどね。
(これの販売戦略考えるのムズそう。。。)
 
んーーー、閃かない。
「薬草使い」の称号とか、医薬品に頼らず自分で作った薬とか、カッコいい響きではあるんですが、あと一歩足りません。。。しばし置いて、良いヒントに巡り合えるのを待つことにします💦
 
何か良いアイデアお持ちの方いらっしゃいませんか??