秘境ワクワクlab. | 自給自足×秘境の文化で「ワクワク」をデザインする

日々の田舎暮らし、山人文化修行、起業までの様子をブログで実況中継!lab.に参加して民宿づくりにも関われます!

ブログタイトル

”自給自足はワクワクが詰まった遊び”

秘境の文化を手掛かりに

ワクワクできる場をつくりたい。

もっとワクワクする人生に切り替えよう。

「今の時代の希少な楽しみ」ってどんなもの?ワクワクの要素を一緒に考えよう✨

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うち、「民宿、民宿」と称していますが、実は宿泊施設っておまけです。奈良田というフィールドで、山人文化をゲーム仕立てで体験していく、テーマパーク?のようなものになりそうな気がしています。そうなると民宿自体はディズニーランドに併設されているホテルと一緒ですね。ディズニーランドが完成しないでホテルだけ作ってもお客さんは来ないので、民宿自体をどうこうするのは後回し🏠
 
現在lab.では、テーマパーク部分でお客さんにどんな価値を提供するか(いわゆるミッション)を考えています。私達で考えたものが若者にも通じるかを検証して、補足・修正を行っています。
 
私達の民宿のミッションはこれ。
山人文化でみんなの人生をワクワクさせる
 

 

ミッションって色々な会社で定めていますが、大体はフワッとつくる事が多いみたい。新しい事業の展開だったり、方向転換がしやすいように?でも、これって社員皆(と言っても我が社は2人ですが💦)が共有して体現していったり、お客さんへの約束みたいなものなので、なるべくズレが無い様にしておいた方が良いと思うのです。
 
ディズニーランドだとミッション(経営理念としてます)に「 世代を超え、国境を超え、あらゆる人々が共通の体験を通してともに笑い、驚き、発見し、そして楽しむことのできる世界」があります。でも、「笑い」一つとっても人それぞれ。着ぐるみ達が急に一発芸とか始めたら。。。それはそれで面白いかとは思いますがw
 
うちの場合、ふわっとした部分は「ワクワク」です。なので、ワクワクを定義づけしておくことにしました。

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▲ワクワクの構成要素

 
今回lab.で取り上げていくワクワクは、「かけがえの無い楽しさ」「元気をもらえる」の部分です。エンタテイメントは以前お伝えしたので、興味があったら見てみてください。
 
「元気をもらえる」は、どういう接し方をされたら元気になる?っていう話なので説明はいらないと思います。今回は「かけがえの無いい楽しさ」について少々ご紹介していきたいと思います。情報・サービス過多の時代、ほぼ全てのサービスは刺激的で「替えがいくらでもある」状態です。そんな中「今の時代の希少な楽しみ」ってどんなもの?というお話。私達が考えたのは4つです。
 

楽しさの源泉が差別化されている

「差別化」って良く聞くと思います。「他のサービスには無くて、自分のサービスにはある状態をつくる」とも言えて、それができないとお客さんにサービスを使ってもらえません。何で差別化していくかは会社によって様々ですが、共通している事って、差別化を可能にする経営資源を持っている事。安さで差別化するなら、大量生産可能な工場や流通経路。高品質で差別化していくなら、ハイレベルの技術者。経営資源無しで差別化部分だけ真似すると大体自爆します💥
うちの場合は、山人文化が差別化を生む経営資源に当たります。仮にうちが流行って真似する会社がわんさか出て来た場合(そうなったら嬉しい🎵)、最終的には源泉である文化勝負に。そうなった際に文化が色濃い「奈良田の山人文化」ってものすごーく心強い経営資源になってくれます。
「奈良田だから、かけがえの無い楽しさが得られる」状態をつくる事ができそうです。
 
 

創造力を持って手づくりする楽しみ

以前、創造力を発揮しているフロー状態が一番幸せな状態というお話をしました。

ya-mode-narada.hatenablog.jp

 加えて、「手づくり」のお話。今、エンタテイメントは「消費型」から「生産型」に移行しているのを感じます。消費型が成熟・競争激化しすぎちゃったというのが一つ。後、お客さんが飽きちゃったんでしょうね。何にせろ「替えがいくらでもある」状態です。

 

一方、若者は自分達で遊びをつくる方向に向かいつつあります。ハロウィン、Tiktokなどの自己表現系だったり、旅行なんかも自分でつくっちゃったり、もう無くなってしまいましたが、村づくりを自分達でやるなんてサービスもありました。
そう考えると、運営する側はお客さんが「創造しやすいように」「手づくりしやすいように」サポートしてあげる事に注力していくのが良さそうです。
 
 
 
 
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未完成の空白を埋める

「手づくり」の一種ですが、どちらかと言うと「課題解決」と言えるかと思います。結構なキャリアの人が田舎に引き寄せられて移住しちゃうっていうのも、これが理由と言ってらっしゃる人がいます。不便さだったり、皆が困っている事、それの解決策が閃いたら実践してみたくなりません?
と考えると、サービスを完璧に作りこみすぎちゃうのも考えものかもです。。。お客さん達と一緒につくっていく、改善していくっていう視点も入れられたらと思います。 
 

リアルな体験で感動する

映画、ドラマと作られた感動ってこの世に溢れているものの、リアルでの感動って結構希少だったりします。そして、記憶に残る感動って、大抵はこのリアルの方なんですね。今後、世の中がどんどんバーチャル化していく中、リアルな感動はもっと希少なものになっていくはずです。
 
 
さてさて、今回は「今の時代の希少な楽しみ」ってどんなものか?を中心にお送りしました。これは、社会変化でもちろん変わっていくものですが、今回ご紹介したものは今後数十年分の未来予測も織り込みながらまとめたもの。
んー、まだ頭を絞れば出て来そうな気がします。lab.の皆さん!今晩一緒に頭を絞りましょう!!